ビックリマン☆モバイル 第25巻 サイキュロス

bikkurimanmobile25-22
かつて天聖界を恐怖のドン底に突き落とした無敵の魔偶王・魔肖ネロ直系の悪魔系次代魔肖ネロを思わせるピエロのような風貌の少年だ。魔偶妃・デカネロンの遺したネロン魔球から生まれ落ちた。魔肖ネロは父、デカネロンは母にあたるものとして描かれている。赤ん坊(ネロン魔球)時代には魔魂プタゴラトンの魔魂も注入されており、由緒正しい悪魔の血統といえる。
超半理力を有する次代として誕生したのは、環境のせいと、より強い力を得るための進化だったと考えられる。その秘めた力とルーツパワーをダークマターに目を付けられ、黒天魔界の魔王子として覚醒するための舞台を用意される。黒宝石(ブラック・ジュエル)によっていったん時間と記憶を封じられ、ビックリ村で成熟の時を待った。
ビックリ村では、お金持ちのお坊ちゃまという設定で登場。「~キュロ」が口癖。各地の学校を転々とした末に、ビックリ学園に転校してきたことになっている。ワガママでいばりんぼ。前の学校では、職員のボーナスが蔵いっぱいのシルバーコインになるくらいの寄付金を与えていた(それ以外はケチ)。そのためにワガママし放題だったのだが、ビックリ学園ではそうは行かなかった。
以前はどこの学校でも、金と宝石でできた特別席に座っていた。だが、ワンダーマリア先生に木製は暖かいからと、普通の席を勧められる。スーパーデビル教頭がお手製のスペシャルボックス席を用意してきたが、まるで電気椅子のようにスパークして痺れ、爆発して校庭まで吹っ飛ばされてしまう。ビックリ村ビックリ学園に対する第一印象は最悪だった。
そこからサイキュロスマルコたちへの復讐劇が始まる。第一の復讐劇は、「おかわり玉」の召喚。おかわり玉にみんなの欲望を吸わせて大爆発させようとした。が、最後には自分の「マルコの頭にタンコブでも作ってやりたい」という願いを叶えてしまい、自分だけが大爆発に巻き込まれる。
トジックバラという天使の「じい」がいる。五歩以上は自分の足では歩いたことはないと言い、教室の中を移動するにもトジックバラにおんぶしてもらったことがある。学校への送り迎えも、毎日トジックバラの運転する車に頼っている。ある日、校門で迎えの車を待っている時、マルコにスケボーで転ばされる。帰りに魔次郎べと出会い、邸に招待したのが第二の復讐劇の始まりだ。
ルーツパシーという技で、悪魔をパワーアップすることができる。魔次郎べをパワーアップさせた後も、お絵描き山縄飛忍鬼×を甦らせたり、裏(悪ガキ)マルコをもっと悪ガキにしたりしてみんなを困らせたが、結局は失敗して自分が痛い目にあっている。ヘッドロココの正義面が許せず綾取魔choを召喚した時は、自分が死ぬまでアヤトリをするハメになった。
マルコたちと仲良くしたい気持ちがないわけではない。だが、鼻持ちならない性格が災いして、つい意地を張ってしまうのだ。特にベイ・ギャルズとの折り合いが悪い。バカッチョ遊びでは集中攻撃される。仕返しに「子ども悪魔百科事典」第16巻から召喚した花貧5僧をけしかけるが、結局はバカッチョの集中攻撃を浴びて逃げ帰った。
邸とは別に「サイキュロス城」という豪華なを持ち、「悪魔の涙」という世界に一つしかない宝石を飾っていた(実は、見栄を張るためにキリエ様の切り紙能力で作ってもらった紛い物)。それを狙う怪盗もの魔ねを捕まえようと奮闘するが、マルコのせいでは崩れ、悪魔の涙は奪われ、警察にはもの魔ねと間違えられるはで散々な目に合った。
マルコたちへの恨みは募りつづけ、高まる邪心がついに源層大魔性を引き寄せた。夢の中でダークマターと出会い、魔力のブーメランを授かる。ブーメランで威力強化したルーツパシー綿破メフィストを超パワーアップさせ、ビックリ村を食糧難に陥れる。が、威力が強すぎたせいか、手に負えなくなったメフィストに邸を食べられてしまう。
せっかく開催したマジックショーはマルコに邪魔され、仕返しのために本当に本物の魔法の超能力を身に着けたくなった。ネロン魔球館自分のルーツが魔肖ネロにあることを知り、その力を高めるべく指示を受ける。ネロン魔球から修行しろと言われ、努力嫌いのサイキュロスは嫌悪感を示すが、修行といっても今まで通りイタズラに励めばいいだけだった。
イタズラを繰り返すことが、サイキュロスの邪心とルーツパワーを高めるのだ。サイキュロスのイタズラは大胆かつ巧妙に、どんどんエスカレート。高まる邪心、高まるルーツパワー。そして準備は整った。大(ビッグ)ポリニア魔術(マジック)、サイキュロス変化(チェンジ)。ダークマターが現れ、激しい稲妻がサイキュロスの身も心も打ち砕き、黒焦げにする。超半理力が燃え尽き、純粋な魔力が新たに燃え上がる。黒い殻を打ち破り、生粋の悪魔王子・ドラキュロスが新生した。

・技
ルーツパシー

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