伝説の七人の若神子の一人だが、聖フェニックスを人質に取られているために真黒域側で働くことを余儀なくされている。
記憶喪失のせいかルーツの7因王・聖星ピエトロの影響か、普段は凛々しく紳士的な少年だが、思い通りにならないことがあると幼児退行して泣き出してしまう。ワガママで甘えん坊の泣き虫。その癖、自分の性格をしっかりと把握しており、周囲の目を欺くためにちゃっかり利用する。ルールで子供を縛る大人のことが大嫌いと言いながら、自分自身が大人のように表情を使い分ける策士だ。
星屑きらめく聖星剣(セントスターソード)に、薔薇咲き誇るレインボーアーチ。美麗な武器と技の使い手。
普段の一人称は“僕”だが、幼児退行した時は“ピ~くん”になる。
氷ミコの理力を受けて神帝ピーターに変身。若神子たちとの決着に臨んだ。自分が氷ミコに騙されたことを知り全てを諦めかけるが、ヤマト王子がゲンキの言葉を持ち出してきて前向きな気持ちになる。若神子全員が円陣を組む「天聖陣」により理力を高め、心の大ソライ塔を一つにすることで妖精メイド7(7因王の分身)を呼び出すことが可能になった。
大ソライ塔へは、ゲンキたちと別れ、一本釣帝と二人で起水層へ向かった。氷ミコが仲間になるとなった時は、気楽に過去を水に流した。
真白域に到着し、若神子たちはまとば世界での使命を終える。聖ズーシロロに導かれ、本来の使命が待つ未来へと帰ることとなる。別れの時、ピーター神子は騎神アリババにつられて涙をこぼした。「ずるいよアリババ、泣き虫の僕より先に我慢できなくなっちゃうなんて…」
・装備
聖星剣(セントスターソード)