ビックリ学園での制服姿のマルコ。コッキーの開けた禁断の「特別箱」に吸い込まれ、気付いたらビックリ村の住人として暮らしていた。ダークマターの発動した黒宝石(ブラック・ジュエル)の力によって、次界での時間と記憶を奪われた。大きな木の上に建つ家に、じっちゃんの黎元老守と二人暮らし。毎朝じっちゃんに挨拶して元気に登校する。
相変わらずの食いしん坊。朝食後もおやつにまんじゅうを持って行ったり、登校中に寄り道してまんじゅうの木の実を食べたり。丸くて膨らんだものをよくまんじゅうと思い込む。数々のタンコブに噛み付いた。おかわり玉のこともまんじゅうと勘違い。その恐ろしいまでの食欲は、おかわり玉を一気に爆発三分前の状態まで肥大化させたほど。
オズがヘッドロココを尊敬するように、まんじゅうを心の底から尊敬している。まんじゅう模様のパンツを着用。盗まれるような宝と言えばまんじゅう。他の食べ物よりまずまんじゅうで、まんじゅうを食べられないと力が出ない。だけどパンの木や給食も楽しみ。大福もいい。図画の時間には、好きなものとして給食のイモをスケッチした。
オズ・コッキー・プッチーとも遊ぶが、ベイ・ギャルズと活発に遊ぶようになった。魔次郎べが傾けた地面で、ローラースケートのベイ・ギャルズと一緒にスケボーでエキサイティング。バカッチョ遊びもベイ・ギャルズとやった。誰とでも仲良くなれるという特技も健在。縄飛忍鬼×のナワトビから誕生した裏(悪ガキ)マルコとも友情を芽生えさせる。
サイキュロスとも友達になろうとするが、相性の問題か、これだけはなかなか上手く行かない。そんな気はないのだが、いつもイジメるような形になってしまい、サイキュロスの恨みを買っていた。サイキュロスのマジックショーを、まんじゅうを追いかけてステージに上がり、タネを観客にバラして台無しにしてしまったのが決定的な亀裂となった。
サイキュロスからパワーアップしたドラキュロスの魔力で、教室ごと地面に出発沈降させられる。その時見たビックリ村の地中深くで、聖宝石(セント・ジュエル)、新界王(カーネルダース)などを見て何かを思い出しかけた。黒宝石に吸い込まれそうになるが、次元を超えて飛来したワープスライダーPに乗り、どうにか地上へ戻る。
一週間欠席のサイキュロスを迎えにいった邸で、ようやくドラキュロスの存在を知る。姿形が変わろうが、友達でありたいという気持ちには変わりがなかったが、ダークマターが黒宝石を本格的に始動したことで、戦いを余儀なくされる。英雄の森でヘッドロココ・ヤマト神帝がドラキュロスと戦う姿を見て、闘志が燃え上がってくる。それまでは和成光拳しか使えなかったのだが、雷電を思い出し、ドラキュロスたちを蹴散らした。
だが、まだ完全に記憶が甦ったわけではない。記憶を取り戻しに、ダークマターの巣窟へ向かう。真剣な顔が持たず、疲れて腹減ったと叫ぶ。ブラックゼウスたちの襲撃を受け、無意識のうちにホーサフィンを呼び出し、ドラキュロスに追われている途中に腹が減り、パンの木の実を取りにお絵描き山へ。洞窟で縄飛忍鬼×と再会し、ナワトビをビュンビュン飛びまくり、増殖した裏マルコがドラキュロスを圧倒し、ダークマターの巣窟まで集団進撃する。
裏マルコたちは態勢を立て直したドラキュロスと、ブラックゼウス・スーパーデビルの攻撃に倒れたが、本物のマルコはダークマターの巣窟に忍び込んでいた。ダークマターとじゃんけんし、黒宝石を抑える手を放させる。黒宝石が飛び散ったことで記憶が戻り、次界に戻ることができた。次界にはワッPで帰還。いつの間にかパンの木を記念にもらってきていた。
・装備
セルフ・トリンク