ベニスの商人のようなバイオ悪魔。「～(だ)ベニ」が口癖。金のためなら容赦ない格闘のプロ。ダークヘラに雇われ、一人につき一万デビルドルでフェニックスたちの殺しを請け負った。ダークヘラいわく、腕利きのヘッドハンター。ヘッドハンターとは引き抜き屋(人材スカウト)のことだが、元来の意味は「首狩り族」。悪魔のヘッドハンターベニソスは、天使の首を狩る賞金稼ぎ(バウンティハンター)だ。守護族ザルドスに並ぶ幹部クラスの腕前で、フェニックス・ティキ・アスカを襲う(合計三万デビルドル)。
宙をも駆ける瞬速の体術と、天使一人を片手で軽々と振り回すパワー。近接戦を得意とするファイターだが、腕に仕込んだ強力な火炎放射器「魔炎砲」で、離れた相手にも攻撃できる。サイバーアップ前のフェニックスとティキに圧勝し、サイバーアップしたアスカの八蛇ラッシュも力任せに鎖を引っ張って逆にアスカの首を絞め上げた。サイバーアップしたフェニックスとティキの正義のダブルパンチで叩き飛ばされるが、立ち上がる。驚くべきタフさと執念でフェニックスに向かっていくが…
シューティングカッターで吹っ飛ばされ、立ち上がったところへ懐にサンダーカタールの雷撃を食らい、痺れながらフェニックスを蹴り飛ばすものの、最後にはクロスビーム天聖剣のフェニックス聖凰斬で体を×の字に切り裂かれ、爆死する。フェニックスの新武器と新必殺技に初めて倒されたバイオ悪魔となった。ダークヘラから受け取るはずだった三万デビルドルは、後払いだった上に、受取人のベニソス自身が倒されてしまったために行き場を失ったことになる。
・技
魔炎砲