ビックリマン☆モバイル 第26巻 聖霊牛若

bikkurimanmobile25-19
牛若神帝のパワーアップした姿。次界第二エリア・智道(ウィズダムベルト)魔統ゴモランジェロに苦戦する牛若神帝が、古聖長ヘブダヤ積星(パイルせい:ヘッドロココの魂)から五分割したスピルーツの一つを手にすることでパワーアップした。牛若が手にしたスピルーツは、ヘビのような形の「自安」(じゃん)。
装備の剥がれた無防備聖体となったが、理力の実を付けた聖枝(聖技)霊実を手にし、格段の戦闘力向上を果たしている。外見的な変化も著しい。身長が伸び、筋肉が逞しく盛り上がり、髪はたなびく流髪に変化した。月代(さかやき:頭頂部の剃り込み)も無くなっている。まずは男ジャック一本釣ゴモランジェロに攻撃するが…
ゴモランジェロは二本の角に理力ダメージを吸収し、長い舌を伸ばして男ジャック一本釣を叩き落とした。牛若は聖枝霊実から理力の絹を落としてゴモランジェロの全身を覆い尽くして視界を閉ざし、ピーター理力のムチで右手を封じ、フッド理力の矢で貫いた。だがやはり角に理力ダメージを吸収され、五神帝ゴモランジェロの発した黒い光を浴び、智道に開いた五つの巨孔(ビッグクレーター)にそれぞれ突き落とされる。
牛若が落ちたのは、第一巨孔「魔霊クレーター」。待ち受けた悪魔・悪U脳(オウノウ)を倒そうとしても、巨孔内部では天使の理力が働かない。壁に叩きつけられ、悪U脳の魔展の調(しらべ)に苦しむ。諦めかけた時、ヘブダヤの言葉を思い出した。どんな時にも相手を思いやる気持ちを忘れないこと。そうだ、こんな目にあっているのは自分だけじゃない。
仲間たちも傷つき苦しんでいるのだと気づいた時、ソルジャンキー霊子シナプソンが現れた。ソルジャンキージェラ珍抗体(チンコウタイ:天地球の愛の力が詰まった物体)とスピルーツが接合することで、五神帝は真のパワーアップを遂げることができる。そのためには、五神帝同士の精神的な結びつきが必要だった。スピルーツ自安からロココの声が響く。今こそパワーアップの時。聖霊牛若の衣服が弾け飛び、聖枝霊実がその体を覆いはじめる――

・装備
スピルーツ「自安」(じゃん)
聖枝(聖技)霊実

・技
理力の絹

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