ビックリマン☆モバイル 第26巻 アンドロココ

bikkurimanmobile25-29
ヘッドロココがパワーアップ復活を遂げた姿。次界口で消滅したヘッドロココの魂はヤマト爆神積星(パイルせい)に宿り、神帝たちの自立と成長を見守りつづける。そして次界第二エリア・智道(ウィズダムベルト)積星スピルーツに分離し、五神帝のパワーアップを促した。その直後、降臨した聖神ナディア愛然かぐやの力を受け、積星聖フェニックスからのパワーアップ系譜をたどりながら、アンドロココに新生復活ヘッドロココ消滅は、次のパワーアップを果たす準備期間だったのだ。
ナディア源層界パワーと、かぐや愛然パワー(天地球の愛の力)を受けた(重聖架)ロココは、愛と勇理を修得(マスター)し、その体は闘源色と呼ばれる真紅に染まる。限界を超えた理力。四方向への同時攻撃が可能なムチ「四尾(フォービ)ラッシュ」、凄まじい聖渦で敵を吹き飛ばす「聖架輪」(セントクロスリング)など、装備も充実した。
智道での復活後、次界第三エリアに理想の新天地・聖(セント)フラダイスを創造した。しかし、かぐやの「新たな地(聖フラダイス)に戦い起こりし時、天蓋瀑布(てんがいばふく)が響き渡る」という言葉を聞き、これ以上戦いが続けば何か恐ろしいことが起きると予感する。ソルジャンキーが発見した端緒(クリュー)、天から降り注ぐ星のかけらをたどり、聖フラダイス上空の天の孔(あな)を通って次界第四エリア・天蓋瀑布の調査に向かった。
かぐやは言った。天蓋瀑布聖神ナディアが天使・悪魔・お守りに与えた最後の試練。このまま天使と悪魔が争いつづければ、かつての表層界分裂以上の大異変が起きる。それを回避するには、全悪魔軍との戦いを避けること。必要なのは種族を超えた愛。もともと戦いを好まないロココは、どうにか聖魔戦争を止めようと考える。かぐやに斬りつけてきた魔君ポセイドスでさえも、戦わず説き伏せようとした。しかしポセイドスは聞く耳を持たなかった。
ロココポセイドスとともに、荒れ狂いはじめた天蓋瀑布の激流に呑み込まれてしまう。ロココは次元の壁の孔に引っかかって命拾いしたが、天蓋瀑布はますます荒れ狂った。戦えば戦うほど、憎しみ合えば憎しみ合うほど、天蓋瀑布は激しく逆巻くようだ。ロココ聖フラダイスで戦いが激化しているのを感じ、止めに戻る。全悪魔軍が乗り込んだ魔館(まやかた)シップに降り立ち、指揮を執るスーパーデビルに即刻攻撃を中止するよう訴えるが…
ワンダーマリアが突っ込んできて、六聖球ソードスーパーデビルの腹を貫いた。天蓋瀑布大洪水に、飛び散る六聖球。七神帝六聖球を追って大洪水に飛び込む。ロココは戻れと命じたが、七神帝をはじめ数多くの天使や悪魔が大洪水の流れに消えていった…。ロココワンダーマリアを抱えて岸に泳ぎ着く。戦いは終わったが、残ったのは悲しみと虚しさだけ。野望の燃え尽きたワンダーマリアは、死なせてくれとロココに頼んだ。
しかし、ロココはそれを許さない。自分たちは多くの失敗を繰り返してきた。今こそ天使と悪魔が和合しなければならない。平和な世界を作るために、一緒に働いてもらうとマリアに微笑みかける。すると、マリアは心洗われたのか、青白かった肌が血色のよい肌色になり、表情も天使のように穏やかさになった。七神帝の輝きたる虹層球(レインボール)の光の下、ロココマリアと手を取り合い、倒れた天使悪魔お守りたちの遺志を継ぎ、今度こそ争いのない理想の新天地を築くことを誓う。聖魔和合の達成だ。
新ビックリマン「マルコ誕生の秘密」では、その後のアンドロココの姿が描かれた。ラファエロココに最終パワーアップし、シヴァマリアと合体してFuzzyM.R(ファジーマリアロココ)に変身。息子であるFuzzyMR.(ファジーミスター:後のピア・マルコ)を次界に残した。懸賞ビデオ「ロココ&マリア奇跡(ミラクル)」では、マリアへの愛の告白とキスシーンが描かれた。足をドリル状にして地面を掘り進む「ドリル形態(フォーム)」も登場した。
アンドロココは「ビックリマン」本編登場に先駆け、「きらきら特別増刊号」の最後に登場していた。シャーマンカーンが解読中の予言書に、その姿があった。「聖神子なる誕生下に聖動を覚え、無縁なる域(エリア)を乗り越えし勇理、果てしなき聖魔渦中にて聖接し愛を聖輝大系に聖統し、瞳々と復活せし聖君、大いなれ」(アンドロココ賛歌)。

・装備
四尾(フォービ)ラッシュ
聖架輪(セントクロスリング)

・技
ドリル形態(フォーム)

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