ビックリマン☆モバイル 第27巻 鬼壮士リトルミノス(パワーアップ型)

bikkurimanmobile27-09
鬼壮士リトルミノスアノド超魔力を受け、幼児期から少年期に成長パワーアップした姿。パワーアップ前はスーパーデビルに手も足も出ず赤子同然の扱いをされたが、パワーアップ後は完全に逆転。完全体を超えた、いわば究極体バイオミュータントと呼べる力を持つ。デビルゼウス以上の超魔力と強さを発揮し、スーパーデビルフェニックスたちを追い詰めた。
溢れる超魔力をただ撃ち出すだけの魔光弾は、一撃一撃が必殺の威力を誇る。それを連続で発射する連続魔光弾は、フェニックスたち伝説の六聖戦士の合体技に拮抗するほど。超魔力アノドから無限に供給されるため、打ち続けてもスタミナが尽きることはない。一撃の威力を最大限に高めれば、惑星をも破壊するエネルギーを秘めた巨魔光弾ができあがる。
巨魔界神アノドに選ばれたリトルミノスは、超聖神(としてのアノド)に選ばれた伝説の六聖戦士を倒すべき絶対敵と認識する。特に今まで上司面をしていたスーパーデビルを目の敵にし、スーパーデビルアノドに利用されていただけだと嘲笑い、アノドに選ばれたのは自分だと勝ち誇った。スーパーデビルの思いの他のタフさにいらつきもした。
もともと他人を見下す性格だったが、自分でも驚くほどのパワーアップを遂げたことでフェニックスたちを舐めきって油断した。連続魔光弾と妖狐聖魔弾八蛇ラッシュ聖海龍凰斬スーパーゼウス理力光線が拮抗し、アノドの力を引き出して押し切ろうとした瞬間、スーパーデビル魔力光線まで加わったことで全てのエネルギーが逆流し、情けなく吹っ飛んだ。
だが、アノド超魔力によって持ち前の再生力も強化されていた。アノドの漆黒の超魔力に包まれることで、傷も体力も完全回復する。回復を終えると、伝説の六聖戦士が石板にフォースを注入していた。アノドに耳打ちされるようにフェニックスたちの抹殺を命じられる。油断気味でお遊び的性格は抜けないが、それゆえに、リトルミノスは恐ろしいことを平気で考え付いた。
フォース注入中で身動きの取れないフェニックスたちの目の前で、巨魔光弾を天魔界に落としたのだ。それが地核に到達すれば天魔界は消滅する。前もって念力で動かしていた天聖界も順調に天地球に向かっている。計算通り、もうすぐ全ての世界は消えると言い残し、姿を消した。悪魔の世界を築くのではなく、それを含めた全世界の破滅を望む狂戦士なのだ。
フェニックスたちは天魔界の爆発から逃げ延び、メカタートルに乗ってアノドの世界にやって来た。リトルミノスアノドの神殿フェニックスたちを待ち受ける。階段を下りる一歩ごとに超魔力がスパークし、フェニックスたちを威圧した。スーパーデビル怒りの超魔力光線が胴体を貫通するが、無論ダメージなどなくすぐに再生する。
それどころか、傷の再生が終わってもリトルミノスの細胞は増殖を続けた。頭部がボコボコと盛り上がり、口が裂けて変形。闇の支配者となるのはこのだと言いながら、全身が破裂した。リトルミノスの体は黒々とした肉塊生物「アノド・ミノス」と化し、もはやリトルミノスの意志はどこにも感じられない。
アノドリトルミノスの肉体がほしかっただけ。精神と肉体を操られたリトルミノスは死んだも同然。いや、死ぬよりも恐ろしいかもしれないとスーパーゼウスは言った。結局、リトルミノスアノドに利用されていただけだったのだ。スーパーデビルは生みの親としてリトルミノスの末路を憐れみ、アノドへの怒りをさらに燃やした。

・技
魔光弾
連続魔光弾
巨魔光弾

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