ビックリマン☆モバイル 第27巻 聖ビーナシス

bikkurimanmobile27-31
セントビーナシス源P7(ゲンピーセブン)の一人。金星の力を司る次代ヘッド。美しき聖心を打ち通す「若愛然(じゃくあいぜん)パワー」の持ち主。聖神ナディア愛然かぐやの平和への願いが結実して生まれた次代だといわれるが、愛然かぐやが直接のルーツというわけではない。ロココに憧れその息子のマルコに恋をした点は似ているが、愛然かぐやよりずっと積極的だ。しゃべり方は「~ですわ」「~ますわ」と丁寧な女の子。月と金星はともに満ち欠ける。聖ムーンかぐやとは仲がよい。
仲間とともに聖(セイント)ランドという小空間を創り、療養中の異聖メディアの身の回りの世話をしていた。来訪した聖神ナディアと、メディアからマルコ聖ランドに誰か連れてきてほしいと言われ、進み出る。マルコは今エズフィトにいると聞いて驚くが、それでもマルコに会いたいという気持ちのほうが強かった。どんなハンサムかしらと期待する。
ナディアメディアの力でエズフィトに転移し、巨(ジャイアント)テラトリス内でマルコオズコッキーと出会った。マルコを一目見るや、きゃーきゃー騒ぐ。想像していた通りのハンサムだと、感激に飛びまわる。聖ランドは美味しいものいっぱいだと聞いてにやけるマルコを、素敵なまなざしだと見惚れる。レーザートラップから守ってくれるP・M・F・G(ピア・マルコ・フル・ジャイケット)にはもうメロメロだった。ホーサフィンの上ではすっかり意気投合し、イチャイチャワイワイ。
もうマルコのためなら命を懸けられる。マルコに斬りかかろうとする魔子クレオクフの前に立ち塞がった。本当はすぐにでもマルコ聖ランドに連れ帰りたかったのだが、ピコ・テラトリス次界に行くことになる。メディアの娘・プッチーが相手でも、マルコは譲れないと恋のライバル心を燃やした。
迎えに来た聖マーキュリーン聖ジュピタスとともに、マルコを連れて聖ランドに戻る。ナディアの課した光の試練では、マルコに欲望を捨てさせようと、食欲を我慢させる手伝いをした。光と影の試練を終えたマルコ源P7揃って祝福し、P・M・P・Z(ピア・マルコ・プロト・ゾア)P・M・P・T(ピア・マルコ・プロト・タイプ)を見守りながら力を与える。サン・マルコの誕生に貢献した。
他の源P7聖ランドに残ったが、マルコを慕って一人でまた次界を訪れる。マルコが「は偉い、お辞儀をしろ」としか話せなくなったのはエズフィトの仕業だと思い、真相を探りに魔漆黒船に忍び込むが、ミイラ取りがミイラになった。エズフィト五人囃の「うそつき囃子」のせいで、「内裏ネイロス様は、本当に立派なお方なんです」としか言えなくなる。マルコ同様皆からひんしゅくを買い、仲間から遠ざけられた(が、仲間たちはネイロスの罠を暴き出すためにわざと騙されたフリをしていただけだった)。
ダークマター封印の影響で次界が気温上昇した時、プッチーが打開策をメディアに聞きに行こうとする。その聖ランド行きに同行を申し出た。というか、聖ランドには源P7がいないと入れないために当然の人選だった。ワッP船内では、プッチーサン・マルコが好きなのかと単刀直入に訊く。自分は好きだと断言。マルコ様を見た時から恋の炎が灯った。それ以来一時も忘れることができないと。プッチーさんはどうなのかと尋ねると、次界が救われることを祈っているという答えが返ってきた。ご立派なことだと皮肉る。
次界を危機から救う方法は、マルコ時の綱を引き、次界聖コアポイントに移動させて新世界を創造することだった。マルコなら時の綱の試練も乗り越えると全幅の信頼を置き、マルコの新世界創造を想像してワクワクする。だが、いざ送り出すとなるとなると心配になり、マルコに抱きつかずにはいられなかった。プッチータンタタネットをお守り代わりにマルコに渡したが、自分には特に渡せるものがない。とりあえず「私のためにがんばって」と声援を送ったら、マルコはずっこけた。
時の綱のある最下層への階段の前でマルコを心配するプッチーを陰から見て、フンと憤る。プッチーマルコの仲を認めたくない。マルコが記憶喪失になった時は、愛の力でマルコの記憶を取り戻そうと、キスの嵐を送った。だが失敗。の愛が敗れちゃった。シャーマンカーンもさじを投げたマルコの記憶喪失を回復させたのは、プッチーの愛の力だった。その奇跡には、素直に感動せざるを得なかった。もう、アレキサンマルコと寄り添うオリン姫を邪魔する気はなかったのかもしれない。

・技
愛然パワー

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