セントマーキュリーン。源P7(ゲンピーセブン)の一人。水星の力を司る次代ヘッド。必殺の「怒涛チューブ撃波」は、暗黒物質(ダークマター)の存在も洗い出せる(かもしれない)という優れ技だ。「~カモ」「~カモカモ」が口癖。仲間とともに聖(セイント)ランドという小空間を創り、療養中の異聖メディアの身の回りの世話をしていたが、突然のナディア来訪に心配になり、メディアの部屋の前に集まった。メディアから入室を許されると、マルコを聖ランドに連れてくるようにいわれる。
マルコは今エズフィトにいると聞いて驚いた。エズフィトは表層界以前に栄えた謎の国。危険な場所のため、どうするか皆と顔を見合わせて相談する。マルコの出迎えにはビーナシスが行くことになり、残りのメンバーは聖ランドで待機していた。が、ビーナシスがダークマター侵攻中の次界に行ってしまったため、急遽ジュピタスとともに救援に向かうことになった。
怒涛チューブ撃波でダークマターの大魔流雲を防ぎ、ジュピタスの創出した異空間にマルコを逃げ込ませる。カモカモカモ~と出力アップで大魔流雲を押し返し、ダークマターを水浸しにし、自分も異空間口に飛び込んだ。マルコをキャスターベッドで時の城の司令室に運びこむ。ビーナシスがマルコ様を連れてくるのが遅いからこんなことになったカモと責めた。
メディアとナディアの命令でマルコを迎えに来たことを説明。ただ連れてくるよういわれただけで理由は聞いていない。とにかく、ジュピタス・ビーナシスとともにマルコを連れて聖ランドに戻る。ナディアはマルコの試練が終わるまで次界に帰そうとしない。次界のみんながマルコ様の帰りを待っていると訴えるが、取り合ってもらえなかった。
ナディアの課した光の試練では、マルコに欲望を捨てさせようと、食欲を我慢させる手伝いをした。光と影の試練を終えたマルコを源P7揃って祝福し、P・M・P・Z(ピア・マルコ・プロト・ゾア)、P・M・P・T(ピア・マルコ・プロト・タイプ)を見守りながら力を与え、サン・マルコの誕生に貢献した。ナディアとメディアが眠りに就いた後は、聖コアポイントを巡る最終決戦へ次界の応援に馳せ参じる。
・技
怒涛チューブ撃波