ビックリマン☆モバイル 第12巻 男キホーテ王

bikkurimanmobile12-30
中世騎士風の天使。武器は手にはめるタイプの槍。もう片方の手に持った魔風見鶏スティックは、悪魔を感知するとその方向を向いてブルブルと震える。
ルビコンの「遊べ遊べの地」に暮らす。遊ぶことが義務になった遊べ遊べの地で、ルビコンニャン(住民)たちに真面目に働くよう口を酸っぱくして叱り付けていた。かつてベリー・オズが剣の道を師事したことがあるが、考え方の違いから袂を分かった。オズいわく青春の恥。オズ同様の理想主義者だが、昔気質で偏屈に凝り固まっている。
マルコとともにこの地を管理する中央コンピュータを破壊しに行った時、邪魔しに現れたルビコンニャンたちのことを「“悪魔”に心を奪われた」と罵った。悪魔を「悪」と見なす、聖魔和合以前の古臭い考え方だ。激昂したとはいえルビコンニャンに暴力を振るおうとしたため、従者のパン助にもとうとう愛想を付かされてしまう。
正義の騎士などではない、単なる愚か者。男キホーテ王自身、そのことを痛いほど自覚していた。しかし、自分は信念を貫く以外の道を知らない。たとえこの身が滅びようとも、正義の道だけは貫いてみせる!その本気がパン助オズを呼び戻し、マルコの協力も得て中央コンピュータを破壊することに成功したのだった。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする




スポンサーリンク