ビックリマン☆モバイル 第9巻 気光子氷ミコ(幼少)

bikkurimanmobile9-05
小さい頃の氷ミコ。髪は淡い茶色で、瞳は透き通った緑色、衣服は白で、一目ですぐにお守りとわかる容姿をしていた。親友に、ファラ子というお守りの女の子がいた。
翼で大空を自由に飛び回るのが夢。同級生はみんな翼が生えたのに、氷ミコファラ子にはまだ生えない。けど焦らない、いずれ生えてくる。どちらが先でも、翼が生えたほうがもう一人を抱いて空を飛ぼうねと、二人は笑顔で約束を交わした。合言葉は「さあ飛ぼう、世界の果てまで」。抜けるような青空に氷ミコが思い描いたのは、白い翼の生えた自分の姿だった。
ある雨の日、魔曇天怪という巨大な悪魔が村を襲った。吊橋に取り残されたファラ子を助けたい一心が、氷ミコに念願の翼を与える。氷ミコは体当たりして魔曇天怪を追っ払った。だが、生えていたのはコウモリのような翼。氷ミコの髪も目も服も、鮮血のような赤に染まっていた。その姿をファラ子に「悪魔」と罵られたショックで、氷ミコは村を捨てた。少しでも悪魔に見えないよう翼を封印するが、どこへ行ってもバカにされ差別を受けるという苦悩の日々が続いた。
地獄の釜の底で、悪魔のような容姿になったばかりの小さい氷ミコが、今の氷ミコの前に現れた。それは魔黒森ゴシックが化けた姿で、氷ミコを闇に引きずり込んで復活の糧にしようとする企みだった。だが、ゲンキの声が氷ミコを光の世界に呼び戻した。

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