ビックリマン☆モバイル 第9巻 聖昇女ジェロ

bikkurimanmobile9-06
まとばを束ねる女神。ディアナジェロに目をかけていたのは、いずれその力が目覚める時が来るから。聖太子ジェロは男の子でも女の子でもないが、超空間のエネルギーを吸収することで、一時的に肉体が女性的な聖昇女ジェロに成長した。聖ラー真盤が常時発動状態となり、光背のように浮かぶ。
超空間内部に落ちたゲンキジェロゲンキ超空間をワタアメのようだと言って、美味しく食べ尽くそうとする。ジェロも一緒になって超空間を食べはじめた。ゲンキはエネルギーを回復したが、ジェロは心に秘めた罪悪感が増大し、苦しんだ。中心体の触手に捕まったジェロは、これは罰だと決め付ける。
ジェロの罪悪感とは、ゲンキの心を独り占めにしたいということ。氷ミコに取られるのが嫌だった。ゲンキの友情・愛情は皆に等しく注がれているというのに。それを全部欲しがる自分は、ずるくて小っぽけな悪い子ちゃんだと、徹底的に自分を卑下した。だが、ゲンキはそんなジェロを好きだ、必要だと叫んだ。ジェロの心はますます締め付けられる。
その時、ディアナに心を押さえつけてはいけないと言われた。ゲンキへの想いを解き放つことで、聖太子ジェロ聖昇女ジェロに聖転換した。ジェロゲンキのマエムッキーでハピラッキーな心を求め、ゲンキジェロのカンペッキーでカガヤッキーな心を求める。ゲンキジェロは一つになり、超聖ジェロニクス・ゲンキへと融合進化した。
ジェロニクス・ゲンキが戦い終えると、真・聖光ゲンキ聖昇女ジェロに分離。二人は抱き合いながら、もとのゲンキジェロに戻った。

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