鯨の姿をした巨人天使。天を突くような巨体を誇る。やや緩慢とした動作だが、重量感に溢れている。氷山助がオキアミ天魔に粉々に打ち砕かれた時、眠りから目覚め氷山の海を割って出現した。怒りの雄叫びを上げ、巨大な三叉の槍をサタンマリアとオキアミ天魔に向かって突き下ろす。オキアミ天魔を遠くに吹き飛ばし、サタンマリアを退散させ、氷山助の敵討ちを遂げた。
戦っている間、ヤマト王子たちを肩に乗せてかくまった。戦いが終わると、ヤマト王子たちを腹の中に入れて運んだ。お腹の中はとても暖かいらしい。悪魔には冷たく厳しいが、天使には温かく優しい性格のようだ。夜は活動できないため、夜の闇の世界の手前でヤマト王子たちを降ろし、道中の安全を祈った。