天聖門の鍵となる十二天使の一人。ダム神・がい子守とともに天安京のダムの見張りを務める女天使。自分のことを「オレ」と呼ぶ男勝りの性格。武器は「神海剣」(しんかいソード)ともう一つ、「パール理力球」を使う。パール理力球を掲げることで、理力の球体に敵を包み一時浮き立たせることができる。
ダムには悪魔だけではなく天使も入れてはならない、見張りを務める自分たちもダムの外には出てはならないという厳しい掟を守り、ヤマト王子とクロスエンジェルを追い返した。次にやって来た魯神フッドのことは面白い奴だと感じ、まるで好敵手のように認め合う。魯神フッドたちのおかげで、変電鬼の襲撃からダムを守ることができた。
しかし、掟は掟。レスQ天女は魯神フッドたちをダムから追い出さざるを得なかった。気を落とすレスQ天女に、ダム神は掟の本当の意味を語る。血気に逸る若い天使が次界を目指して命を落とさないよう、天聖門の鍵としての使命があることを。思い悩んでいる時、ダムに再び悪魔が侵入する。レスQ天女は鬱憤晴らしに戦うが、変電鬼とわら鬼が作り出した魔重極に引きずり込まれ、凄まじい重圧で押し潰されてしまう。レスQ天女を餌にされ、魯神フッドたちも危うく捕まるところだった。
だが、レスQ天女の心の声を魯神フッドが感じ取り、リンリンごう鐸で魔重極の罠を見破った。変電鬼がレスQ天女に魔亜鈴の尖った部分を突きつけるが、ヤマト王子の達急動が吹き飛ばす。落下する魔亜鈴がレスQ天女に突き刺さろうとした時、魯神フッドがかばった。レスQ天女は魯神フッドが死んだと思って涙を流した。すると魯神フッドは生き返った。背中にしまった聖気理力の矢が盾となり助かったのだ。レスQ天女は騙されたと思って怒るが、魯神フッドは「君の涙で生き返った」と微笑んで答えた。
戦いの後、やはり掟のためにレスQ天女は魯神フッドたちをダムから追い出そうとする。しかし、ダム神に掟の続きを知らされる。勇者が求めし時、十二天使集うべし。ダム神が若神子を勇者と認めたことによって、レスQ天女もともに天聖門に向かう。レスQ天女が絵に触れると、天聖門に描かれたレスQ天女の絵に命が吹き込まれ、彫刻(レリーフ)となって浮かび上がった。
若神子を導く次界アーチ天使の一人でもある。天聖門のレリーフを通じて魯神フッドと合身し、魯神フッドを神帝フッドにパワーアップさせた。神帝フッドの持つ盾、アーチ導片(ガイドパーツ)にはレスQ天女の顔が刻まれている。魯神フッドはダムを経つ前、レスQ天女に必ず戻ってくると約束していた。フッドとレスQ天女の絆は、ヤマトとエンジェルのそれに勝るとも劣らない。
神帝フッドのピンチを直感したレスQ天女は、盾を通じて聖体エネルギーを無縁ゾーンに飛ばす。矢鬼の超矢り害魔性にやられた神帝フッドに理力を与え、救った。ワンダーマリアの仕掛けた六魔穴の罠では、盾を通じて聖豊源の神帝フッドに自分を信じるように呼びかけた。さらに後、次動ネブラでデビリン族と戦うため、導片を抜け出し幻神化。レスQ幻神としてパワーアップ出幻する。(レスQ幻神はレスQ天女の分身。レスQ天女の実体は天聖界に残っている)
・装備
神海剣(しんかいソード)
パール理力球