創聖童鬼の一人。風とともに現れ風とともに去る、別名「風のアッシラ」、まさに風のような男。気紛れだが、感情に流されやすい聖ピカギリや真因如とは違う。常に冷静沈着で、何事にも動じない。風を読むことで、あらゆる状況を見極める鋭い感覚の持ち主。自然と創聖童鬼のまとめ役に回ることが多い。それゆえにメディアからの信頼も最も厚い。
必殺技も「風」を冠したものばかりだ。赤い風を操る「魔風靡き」(まふうなびき)は、敵を気流攻撃したり、味方をすくい上げたりと、様々な用途がある。風に身を任せて敵を幻惑する「魔風聖気勢」(まふうせいきせい)から「旋風脚」に繋げるコンボも強力だ。さらに、魔風靡きの強化版である「魔風竜巻」という大技も持っている。
緑の髪の毛は魔風靡きを発生させるだけはなく、複製を作る力がある(ルビコン城の鍵をコピーした)。隙がなく完璧に見えるが、実はそういうわけではない。骨の露出した左足が弱点であることを見抜かれ、機械相手に不覚を取ったことがある(ルビコンの監視塔)。初対面のマルコから食い物を催促され、答えに窮して汗をダラダラ流したこともあった。
そんなマルコたちと初めて出会ったルビコンでは、ベイ・ギャルズやコンボットフォースに追われるマルコたちを助けたかと思えば、パソンからルビコン城の鍵を奪い取り、まるで敵なのか味方なのか分からない行動を取った。真相は、異聖メディアの命令を受け、曼聖羅と手を結びたがっているというルビコンの視察にあった。
ルビコンのコンピュータが次界滅亡を予期していたこと、マルコの力をメディアに伝えに曼聖羅に帰還。聖ピカギリ、真因如とともにマルコたちへの対策を練る。サファイアンシップでは創聖童鬼チームを組んで格闘技大会に出場。トパズランドには部下の悪魔・カシ鬼を率い、真因如とともに出撃した。以降も大洪水を誘導するなど、曼聖羅とメディアのために風を吹かせるが…
オリン姫がメディアに会おうとするのを一度は止めに現れたが、聖ピカギリ・真因如を連れて退却。新たな風の流れを感じ、次界と曼聖羅の和解の可能性を見出す。巨大化パワーアップしたスーパーデビルの足止めを引き受け、マルコたちが大洪水を防げるように力を貸した。マルコたちの中では、ベリー・オズをライバル視している。
スポンサーリンク