まとばを束ねる女神。ディアナがジェロに目をかけていたのは、いずれその力が目覚める時が来るから。聖太子ジェロは男の子でも女の子でもないが、超空間のエネルギーを吸収することで、一時的に肉体が女性的な聖昇女ジェロに成長した。聖ラー真盤が常時発動状態となり、光背のように浮かぶ。
超空間内部に落ちたゲンキとジェロ。ゲンキは超空間をワタアメのようだと言って、美味しく食べ尽くそうとする。ジェロも一緒になって超空間を食べはじめた。ゲンキはエネルギーを回復したが、ジェロは心に秘めた罪悪感が増大し、苦しんだ。中心体の触手に捕まったジェロは、これは罰だと決め付ける。
ジェロの罪悪感とは、ゲンキの心を独り占めにしたいということ。氷ミコに取られるのが嫌だった。ゲンキの友情・愛情は皆に等しく注がれているというのに。それを全部欲しがる自分は、ずるくて小っぽけな悪い子ちゃんだと、徹底的に自分を卑下した。だが、ゲンキはそんなジェロを好きだ、必要だと叫んだ。ジェロの心はますます締め付けられる。
その時、ディアナに心を押さえつけてはいけないと言われた。ゲンキへの想いを解き放つことで、聖太子ジェロは聖昇女ジェロに聖転換した。ジェロはゲンキのマエムッキーでハピラッキーな心を求め、ゲンキはジェロのカンペッキーでカガヤッキーな心を求める。ゲンキとジェロは一つになり、超聖ジェロニクス・ゲンキへと融合進化した。
ジェロニクス・ゲンキが戦い終えると、真・聖光ゲンキと聖昇女ジェロに分離。二人は抱き合いながら、もとのゲンキとジェロに戻った。
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