ビックリマン☆モバイル 第14巻  明星クィーン

bikkurimanmobile14-24
天聖門の鍵となる十二天使の一人。小惑星の内部世界・タカマランドに住む明星(金星)の天使。その顔は、明けの明星と宵の明星の二つを表すように、光と影に分かれている。「~(で)おじゃる」が口癖。「あなた、そなた」(二人称)の意味で「其文字(そもじ)」という言葉を使う。平安女房のような天使だ。
タカマランドはバリアの壁によって昼と夜の世界に二分され、明星クィーンは昼の世界に暮らしていた。夜の世界に暮らす如面菩薩とは、黄金の稲の耕作を巡って先祖代々いがみ合ってきた。明星クィーンの家には、代々の明星クィーン(しもぶくれ、面長、ぽっちゃり…など様々な姿の明星クィーン)の絵が飾られている。
昼の世界には日の光は差しても、水はない。そのため明星クィーンの田はカラカラに日照り、稲は穂(実)ばかりでプロポーションの悪さが目立った。天聖門にある明星クィーンの絵の背景にも、穂だけの稲が描かれていた。騎神アリババがその絵に触れた瞬間、如面菩薩の絵に触れたヤマト王子とともにタカマランドに飛ばされた。
如面菩薩に対しては悪口を言うばかりになっていたが、明星クィーンの心根はとても優しい。渇いた田んぼに頭から落ちて、巨大なタンコブをこさえた騎神アリババを介抱する。布団六枚重ねで、精一杯のおもてなしをした。縄をよって騎神アリババの首に巻き、タンコブで重い頭が倒れないようにもしてくれた。
騎神アリババに言われ、明星クィーン如面菩薩との仲直りを考えるようになった。バリアの壁をハンマーで叩き割ろうとする。その衝撃で昼の世界に落ちてきた夜叉鬼ングに捕まってしまう。だが、全ては悪魔の仕業だったと知り、如面菩薩との仲直りを本気で考える。如面菩薩もそう考えて、ヤマト王子とともに助けに来てくれた。
夜叉鬼ング怪鬼日食が去ったことでバリアの壁が消える。昼と夜の世界が一つとなり、瞬く間に黄金の稲が実った。悪魔のせいだけではなく、仲違いが黄金の稲を育てる妨げになっていたのだと反省し、明星クィーン如面菩薩と手を取り合う。二人が稲に触れた瞬間、ヤマト王子騎神アリババ天聖門に戻った。天聖門側では一瞬の出来事だったが、首に巻かれた縄でタカマランドは夢でなかったことを知る。天聖門に描かれた明星クィーンの絵に命が吹き込まれ、彫刻(レリーフ)となって浮かび上がった。
若神子を導く次界アーチ天使の一人でもある。天聖門のレリーフを通じて騎神アリババと合身し、騎神アリババアリババ神帝にパワーアップさせた。アリババ神帝の持つ盾、アーチ導片(ガイドパーツ)には明星クィーンの顔が刻まれている。アリババ神帝の使う反射聖鏡明星クィーンから受け継いだものだ。アリババ神帝魔穴に落ちた時、明星クィーンの聖なる絵が泣いた。唯一幻神にならなかったアーチ天使

・装備
反射聖鏡

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