ビックリマン☆モバイル 第15巻 マハラジャボアボア

bikkurimanmobile15-15
石板のかけらを守護する聖魔子の一人。フェニックスたちが三番目に出会った聖魔子だが、ロッキングドッジ王とは異なり、悪の聖魔子だった。聖魔子として授かった石板のかけらの力を悪用し、莫大な金と権力を得た上に、金で悪魔から平和(自分の身の安全)を買っていた。岩と砂漠の荒野に黄金の宮殿を建て、インド風の町の領主に収まる。町の住人からはいい領主として尊敬されていた。「~(だ)ボア」が口癖のイカサマ師。
王様気取りの成金趣味。金に糸目をつけず高価なものを買い漁りコレクションしていたが、最近では刺激に飢え、ギャンブルと死刑見物が大の楽しみという悪趣味に目覚めていた。宮殿広場に罪人を連行し、自分の目の前でギロチン刑を執行するのだ。フェニックスたちのことも無銭飲食程度の罪(ボアボアの宮殿に入るためわざとやった)で首を刎ねようとしたが、アムルに一目惚れして取り止める。
石板のかけらを求めるフェニックスたちに対して、ギャンブル勝負をもちかける。まず、賭ける物を持たないフェニックスたちに、宮殿地下の迷宮に眠る家宝を取ってくるよう要求した。地下迷宮は宝物置き場になっているが、侵入者避けの罠を作りすぎたせいで自分も近づけなくなったためだ。その間、アムルを人質にする。アムルを手に入れるためにダークヘラと結託し、フェニックスたちを罠にはめようとした。フェニックスたちが悪魔の妨害を潜り抜け必死に取ってきた家宝は、背中を掻く孫の手(黄金製)だった。
どこまでも人をコケにしたボアボアが次にフェニックスたちに要求したのは、ボアボアへの挑戦権を賭けてのダークヘラとのギャンブル三本勝負。まだボアボアとの対決にはならない。宮殿内の特設カジノでのポーカー、我慢比べ。そして闘技場での格闘対決。ここでもダークヘラに勝たせるようイカサマを仕掛ける。だが、アスカに機械を壊されイカサマをできなくなる。ダークヘラたちは撤退。ボアボアフェニックスたちに取り囲まれ、石板のかけらを出すよう要求されるが…
聖魔子石板のかけらを手放すのは、心から参ったと思った時。力尽くでは無理だと高を括ったボアボアは、開き直ってフェニックスたちを嘲笑う。だが、アムルからの勝負の申し出を軽く受けたのが運の尽きだった。命を賭けたロシアンルーレット勝負、ボアボアは恐怖のあまりに拳銃を投げ出した。安全な場所でのうのうとしていた付けが回ってきたのだ。インナーキャラ(正体)のアジャミアン・ライラを現し、石板のかけらを残して逃げていった。聖魔子としての力が消えたことで、黄金の宮殿は跡形もなく消え去る。

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