セントミーヤ。辰統一世が聖神ナディアから預かった天使の赤ん坊。この子が無事に大きく成長した時、次界に真の平和が訪れるという。新界王の中でも特に秀でた力と知恵を持つ、辰統一世を見込んだナディアの信頼の証。異聖メディアから預けられた小悪魔・デストンとともに、辰統一世の育児嚢の中で育てられる。
辰統一世はペリジュエルの剣に英雄のエネルギーを集め、それを与えることで聖ミーヤとデストンを笑わせようとした。だが、二人の赤ん坊はちっとも笑わない。本当に必要なのは英雄のエネルギーなどではなく、育ての親である辰統一世の心からの笑顔だった。聖ミーヤは、フェスティバーの太鼓で踊る辰統一世を見て、手を叩いて笑った。
デストンも笑うことで、ペリジュエルに吸収された英雄のエネルギーが解放される。光の雨が降り注ぎ、エネルギーを奪われて石になっていた者たちが元に戻った。ペリジュエルはマルコのセルフ・トリンクに収納され、マルコに雷電の力を授ける。聖ミーヤとデストンは、マルコが放つ雷電の派手な音と光で、さらに大喜びした。
聖ミーヤは辰統一世の聖心の象徴。魔心の象徴であるデストンが辰統一世の心を乱し、爆神力を失敗させようとするのを止めようと訴える。だが、デストンに引っかかれて泣いてしまう。ケンカの絶えない聖ミーヤとデストンだったが、マルコの前では無邪気になって仲良くなる。結局、聖ミーヤとデストンを良くするも悪くするも、辰統一世の心がけ次第なのだった。
(アニメでは赤ん坊のまま終わったが、ビックリマンシール超元祖31弾完全編で、成長した聖ミーヤが登場している)
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