聖夢源に住むバク型お守り。羊数え歌を唱えて懸命に眠ろうとするが、悪六に安眠妨害される。毎晩のように続く風船の破裂音や削岩機の騒音。眠れば眠ったで悪夢にうなされるハメになり、次第に狂暴化していった。イライラするあまり、主人である桃源如来の頭にさえかじりつく有様だった。
しかし、アリババ神帝の活躍と、桃源如来の聖鳥の羽ぶとんで悪六が安らかな眠りに就いたことで、自分も安眠できるようになった。ぐっすり眠ると頭から羊が飛び出してくる。その羊は、夢の世界である聖夢源と現実世界を橋渡しする乗り物だ。ヘッドロココとアリババ神帝は、それに乗って六魔穴の聖夢源から脱出した。
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