ビックリマン☆モバイル 第26巻 ヘラクライスト

bikkurimanmobile25-06
大昔に造られた天使の守り神。伝説の聖ボット。昔から何度も天使たちのピンチを救った。大昔の戦いの回想では、角からのビームで悪魔の大群を一挙に消滅させている。伝説の四聖戦士を助け、巨魔界神ザイクロイド・アノドとも戦った。アンドロココたちがアノドを封印した後、ロココたちが子孫に向けたメッセージを預かり、天地球天緑山、山頂の地下洞窟で永き眠りに就いた。眠りながらも狼少女マーニャと心通わせ、多くのことを伝えた。マーニャの唯一の友であり、父親代わりでもある。
「伝説の戦士の光の甦る時、もまた甦らん」。伝説の四聖戦士の子孫が揃うことが復活の条件だ。アムルと戦うフェニックスティキアスカの武器と超聖理力が重なった時、天緑山の雲から発生したエネルギー光を浴び、目覚めた。だが、シヴァマリアの血を引く戦士が足りず、すぐにストップ。アムル超念魔に操られ、フェニックスたちを襲う。
両肩に内蔵されたエネルギーランチャー、パンチ上部のミサイルの凄まじい火力が地面をえぐる。海天聖龍を弾く重装甲と、八蛇ラッシュを引きちぎる超パワー。デッドスナイパー剣は地面に突き刺すだけで爆発的な衝撃を巻き起こす。だが、感極まったマーニャの叫びで超念魔の呪縛が解けた。マーニャの心に語りかけてシヴァマリアの(?)超聖理力を目覚めさせ、フェニックスたちを回復させるとともに、自らも完全なる目覚めを果たす。
その場に揃った四聖戦士の子孫(本当のところマーニャは分からないが)に、先祖からの言葉を伝える。アンドロココたちのなしたアノド封印は、実は不完全なものだった。伝説の戦士は後二人いる。伝説の六聖戦士が揃わねば、アノドを完全に封印することはできない。「六つの力を束ねよ、それがどんなに困難であろうとも」。残る二戦士の素性は知らないが、フェニックスたちなら必ず見つけられると励ました。
伝説の戦士とともに戦うことも聖ボットの使命だ。フェニックスたちについて聖樹王国へ向かい、神樹界を襲う魔ボットギガダロスとの戦闘を開始する。マッハ100を誇る背中のBJジェットプレインで飛び、天界にヒビを入れるほどの必殺武器アトミックボンバーパンチでギガダロスを殴り飛ばした。
立ち上がるギガダロスと対峙し、力比べ。X2ドリルウイングの高機動力で押して山に激突させ、跳ね上がったところに飛び蹴りを見舞い、地面にめり込ませる。ギガダロスの角からの放電を胸部のファン・魔塵クリーンで吸収し、余裕の笑みを浮かべて殴り飛ばし、山に深々と埋める。搭載火力の面では同等だが、本体のパワーではギガダロスより上だ。
「表へ出ろ」と挑発するが、少し油断していたのか、光線に右肩装甲を吹き飛ばされ、闘牛のように突っ込んできたギガダロスの角が腹部に突き刺さる。だが、意に介さずに角を引き抜いて、ギガダロスを投げ飛ばした。その際、角を一本へし折った。そのまま勝利を収めると思われたが、サラジンマーニャを人質に取られ手出しできなくなる。
ギガダロスの両肩からのエネルギー砲で山ごと吹き飛び、クレーターの中心に横たわる。角を持ち上げられ、ギガダロスの剣のようなスパイクのある右手で滅多打ち。マーニャに向かって伸ばした右腕を切り落とされる。だが、マーニャフェニックスたちに助け出されたことを確認し、立ち上がった。反撃開始だ。
ギガダロスの胸部眼(アイ)とナックル部からの破壊光線を受けながら、左手首の砲門からエネルギー砲を放ち、そのまま撃ち合う。ギガダロスは頭部と右脇腹のメカを露出し、右腕を欠損した。ダメージは五分。ギガダロスが両肩砲門のエネルギー砲で一気に決着を付けにきたのに対し、背中に隠し持っていたメガミックスビーム砲を発射する。天に昇る爆炎の中でギガダロスを崩壊消滅させた。自分自身も無残な姿になったが、天使を守るのが自分の使命だと誇る。
今まで付き合ってくれたマーニャの気持ちを嬉しく思い、今度はその気持ちを他人に向けるように告げた。マーニャはもう一人ではない。フェニックスたちが仲間。フェニックスたちとともに行き、他の天使たちを救うように言い残し、事切れる。マーニャは一度、聖樹王国に馴染めず飛び出してしまったが、フェニックスが追いかけてきて、ヘラクライストの亡骸の前で反省し、これからはフェニックスヘラクライストの代わりを務めると誓った。

・装備
メガミックスビーム砲
デッドスナイパー剣
アトミックボンバーパンチ
BJジェットプレイン
X2ドリルウイング
魔塵クリーン
etc…

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