ビックリマン☆モバイル 第26巻 マーニャ

bikkurimanmobile25-07
シヴァマリア超聖理力を受け継ぐと目される狼少女。種族は天使のようだが、その素性は謎に包まれている。悪魔との戦いで両親と死別した孤児で、物心つく前から天緑山での野生生活を送ってきた。マーニャという名前は自分自身でつけたという。天緑山に眠る聖ボットヘラクライストが唯一の友であり、父親代わり。眠るヘラクライストとは心の声で会話していた。
ヘラクライストを戦いの道具にしか考えない者を嫌い、天緑山に近づく者を罠や武器で追い払っていた。野山を駆けるスピードはフェニックスたちでも追いきれないほど。戦士としての腕前もなかなかのもの。遠方の敵は弓矢で攻撃し、接近戦では弓を変化させた剣で戦う(弓の一端を柄とし、超聖理力のエネルギー刃を形成した剣)。
フェニックスたちと初めて出会った時は、凶暴で悪魔より怖かった。フェニックスの手に思いっきり噛み付いたり、アスカの股間を蹴り上げたり、ティキの顔を引っかきまくったり。森の中に張ったブービートラップも、脅しの域を越えていた。だが、フェニックスに優しくされ、戸惑いながらも次第に心を開いていく。本当は心優しい少女なのだ。
ヘラクライストとともにあったのは偶然ではなかった。悪魔アムル超念魔に操られるヘラクライストを必死の叫びで止める。ヘラクライストの導きでシヴァマリアの(?)超聖理力を発揮し、天使アムル同様の治癒能力(ヒーリング)でフェニックスたちを回復させ、ヘラクライストを真に目覚めさせた。
フェニックスたちやヘラクライストとともに聖樹王国へ向かうが、サラジンに捕まり人質にされる。フェニックスたちに助け出されるものの、ヘラクライストギガダロスと相打ちになり、命を落としてしまった。他人にも優しさを向けるようにというヘラクライストの最期の言葉を胸に刻み、フェニックスたちの仲間になる決意をする。超法師らレジスタンスに、家族として迎え入れられた。
生きているように勝手に開く自動ドアや、初めて見る大勢の天使たち。天緑山にこもっていた頃には見たことのないものばかりで、好奇心がうずく。みんなの役に立とうと張り切りすぎて、かえって迷惑をかけてしまった。厨房をスーパーふくらし粉まみれにしたり、医務室ではティキを包帯ぐるぐる巻きにしたり、特訓用マシンを最高レベルに上げてフェニックスを黒焦げにしたり。
イタズラと思われ傷ついて聖樹王国を飛び出し、ヘラクライストの亡骸の前で泣き言を言った。もう泣かないと誓ったのに。どうしてを一人ぼっちにしたのと、ヘラクライストに涙ながらに訴える。だが、フェニックスが追いかけてきて、ヘラクライストの前で謝り、誓った。これからはフェニックスヘラクライストの代わりに支えとなる。
仲間としての絆を強める一方で、仲間に見捨てられたサラジンを可哀想にも思った。アスカに好かれるが、フェニックスを好きになる。ある日の昼ごはんに用意したおにぎりは、フェニックスだけ特大サッカーボールサイズで、アスカティキはピンポン玉くらい。フェニックスとは離れたくない。危険だとわかっていても、一緒にいたい。
リトルミノスを追いかけてレジスタンス全員で天魔界へ向かう。聖樹王国に残ってモニタから様子を見ていたが、フェニックスのことが気になり外へ飛び出した。悪魔アムルにも臆さずフェニックスを守ろうとし、代わりにを殺してとまで言う。その自己犠牲の精神が、アムルに天使の心をよみがえらせるきっかけとなった。
フェニックスを守ろうとリトルミノスと戦うアムルの姿を見て、微笑む。リトルミノス怒りの超魔力球に死を覚悟し、フェニックスを守るために立ち向かっていった。その超魔力球にはアムルも飛び込む。超魔力と超聖理力の混じったエネルギー球の中で、アムルフェニックスを守ってと頼み、自らの魂を重ねた。アムルと一つになることで、シヴァマリアの超聖理力が完全覚醒する。
アムルの心の中に生きるその魂は、フェニックスたちの力となった。ブラックナイトの鉄壁の防御を打ち砕く。シヴァマリアの超聖理力を発揮して、デビルゼウスを追い詰める。だが、最も力となったのは、アムルに向けた「天使も悪魔も関係ない」という言葉だ。フェニックスたちに、爆発寸前の天魔界から悪魔たちを脱出させる手伝いを行わせる。争いのない平和な新世界に向けて…

・装備
弓矢⇔剣

・技
治癒能力(ヒーリング)

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