聖神ナディア直属の新界王(カーネルダース)の一人。ハートタンクエリアの一つ、ガーネメントを統治する。ガーネメントに迫る大洪水を止めるため、聖神ナディアの命を受けて十二新界王全員がガーネメントに集結。その際、新界王の中に裏切り者がいるかもしれないと、占いで予見する。今まで占いが外れたことはなく、どうしたらよいものやらとマルコたちに打ち明けた。
マルコに「おっちゃん怖い顔」と言われ気が抜けるが、気を取り直して話を続ける。大洪水を止めるための技、爆神力は新界王十二人が心を一つにしなければ成功しない。もし裏切り者がいるとすれば、大洪水を止めることができないばかりか、爆神力を使った途端に新界王全員の命が危険にさらされる、と。
マルコが胸を張って裏切り者探しを引き受けてくれたので、さすがは選ばれし次代だと感心する。が、マルコが新界王一人一人に直接裏切り者か聞いて回ろうとするので、慌てて止めた。人選を誤ったかもしれないと後悔する。マルコは裏切り者の目星を辰統一世につけたのだと思ったが、デストンと聖ミーヤのお守りをしていただけ。やっぱり人選を間違ったと落ち込む。占いの腕は確かでも、人を見る目はあまりない?
裏切り者の懸念を抱きつつ亜空間道で爆神力を発動。辰統一世は完全な裏切り者ではなかったが、一瞬とはいえ曼聖羅の参謀の座に心を奪われたせいで、爆神力が失敗に終わってしまう。残る頼みの綱はガーネジュエルだけだったが、ガーネジュエルは宝石の実としてもっと熟さないことにはその力を発揮しない。仕方なく、国中に脱出命令を出した。
しかし自分はガーネメントを離れようとしなかった。ガーネジュエルがマルコのもとに来て、マルコたちが次の聖宝石を求めて旅立つのを見送るためだ。辰統一世とともに最後まで城に残っていたが、ワッPに乗ってギリギリ脱出。大洪水の直撃を受けたガーネメントはほぼ壊滅状態の惨状になってしまったが、国は住人がいれば幾らでも作り直せると、前向きな姿勢を見せた。
カーネルダークの蝙蝠ヒ伯とはライバル関係にある。
・技
爆神力