ビックリマン☆モバイル 第25巻 ゴル胡魔193_ビックリ村

bikkurimanmobile25-21
ゴルごまいっきゅうさんダークマターの発動した黒宝石(ブラック・ジュエル)の力によって時空を超えて召喚され、記憶を失いビックリ村の住人となる。ビックリ村の警察署に勤務する警部で、怪盗もの魔ねの専任捜査官を務めるが、毎度のことで取り逃がし、村一番のアホ警部とバカにされている。
もの魔ねが盗むと予告してきた「黄金の天使像」を守るべく、ビックリ学園スーパーゼウス校長室を警備。もの魔ねを学園の屋根に追い詰めたが、最後までスーパーゼウスに変装していたことを気付かなかった。さらに、もの魔ねが空を飛べるのも忘れていたのか、まんまと逃げられる。
部下の警官たちやベイ・ギャルズオズも伴ってもの魔ねを追跡。森の中にいたコッキーもの魔ねだと思い、奇声を上げてコッキーの左頬に飛び蹴りを突き刺した。華麗に着地し、左手を上げて「かかれ」と号令し、コッキーを確保。だが、そのコッキーもの魔ねではなく本物のコッキーだった。うかつにも、誤認逮捕してしまったのだ。
もの魔ねを取り逃がした翌日、早くも名誉挽回する機会が巡ってきた。もの魔ねが狙うサイキュロス城の宝石「悪魔の涙」を守るべく、サイキュロス城に厳重な警備を敷く。自ら悪魔の涙を飾った部屋に入り、もの魔ねの出現を待つ。もの魔ねを捕まえようとしているのはサイキュロスも同様だったが、ヤツを逮捕できるなら誰が手柄を上げようが構わないと考えていた。
犯行予告時間まで三十分を切ったが、もの魔ねは現れない。だが長年の経験が告げている。もの魔ねは必ず来ると断言した。それでも予告時間になっても現れないので、考えを改めた。もう来ているかも知れない。誰かに化けてこの中にいる可能性大だ、と。その通りだった。部屋の中でもの魔ねの声が響く。一体誰に化けているのか。部下の警官に正体を現せと迫る。
もの魔ねが化けていたのは人ではなく物だった。花瓶に化けていたもの魔ねから、またアホ警部と罵られる。だが今度こそ逃がしてなるものか。執念で、机の上に立ったもの魔ねの右足を掴む。サイキュロスが仕掛けた落とし穴で、もの魔ねとともに落下しそうになる。ジタバタ飛ぶもの魔ねに、放してなるものかと必死にしがみつくが…
マルココッキーが天井を突き破って落ちてきて、気づいた時にはもの魔ねの姿はない。あるのは屈辱のタンコブだけ。帽子をかぶりなおし、まだ遠くには行っていないはずだと部下を伴ってもの魔ねの追跡を開始する。曲がり角で激突したサイキュロスからアホ警部と言われて、そのサイキュロスもの魔ねだと見抜いた、まではよかったのだが…
追った先にいたのは本物のサイキュロスもの魔ねは壁の絵に化けていることに気付かない。サイキュロスと揉め、一度は違うと思って別の場所へ移る。懸命なる捜索中、突然が紙となって全崩壊した。サイキュロス城はもともとキリエ様の能力が作り出した切り紙だった。紙となって崩壊するに巻き込まれる。
が、無事だった。紙の山から顔を出したサイキュロスを、もの魔ねだと信じて疑わない。本物のもの魔ねの崩壊に巻き込まれ、すぐそばで気絶していたのだが、果たしてそのことに気付いたかどうか。その後、黒宝石が飛び散ったことで元の世界に帰還した。このトレンチコート姿は、曼聖羅の雇われ殺し屋時代にも見せている。

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