ビックリマン☆モバイル 第23巻 アスタラネモ

bikkurimanmobile23-10
海の帝国アクアンヌーンの提督(艦隊の総司令官)であり、ティキに従う第一順位の守護者(ガーディアン)。ティキ石板回収を終えた際には、目立つのを控えるために龍の船一隻で、自ら船長として搭乗し天地球まで出迎えた。ティキのお目付け役のようなものだが、顔に似あわずの心配性。一度言い出したら聞かないティキには手を焼いている。
機械化した左手には鋭い鉄の爪やミサイルを内蔵している。剣を使って戦うこともある。軍人として数々の戦いを潜り抜けた歴戦の強者であり、からとってみればティキフェニックスもまだまだ未熟な子ども同然だ。だが、その自信が自惚れとなっているのか、天地球での初戦闘ではリトルミノスを子どもと侮り、不覚を取ってしまう。
当初は天使と悪魔の戦いには不干渉の姿勢を取り、ティキにもそうするよう口を酸っぱくしていた。リトルミノスの襲撃で倒れた時も、天使の力を借りるくらいなら誇り高きアクアンヌーンの戦士として潔く死んだほうがましだと言った。だが、種族を越えたフェニックスの考えに心打たれ、ティキを守るとの名目でフェニックスたちの仲間になった。
テラサピエンス侵入からアノド復活の儀式ドーム突入まで、フェニックスティキに並ぶ主戦力として活躍。アノド超魔力の影響でパワーアップした魔スターPには何度か後れを取ったものの、サイバーアップしたアスカとの共闘で乗り切る場面もあった。ドーム内での無念の敗北後は、制空キングの肩を借りて龍の船に乗り込み、神樹界聖樹王国(せいじゅキングダム)へ退避した。
フェニックスたちと行動するうちに、次第に天使への認識を改めていった。テラサピエンスでは静女天の気の強さに参り、女とはいえ天使も捨てたものではないと感心した。フェニックスたちのヘラクライスト捜索には同行せず残った聖樹王国では、すっかりレジスタンスに馴染み、家族の一員のようになっていた。悪魔の戦士と化したアムルに敗れた静女天の肩を支えた。
聖樹王国天魔界に出撃した際、戦士として再登場。だが、それが最期の戦いとなった。クィーンマジェスティの攻撃からティキをかばい、降り注ぐ無数の刃の前に仁王立ち。クィーンマジェスティの顔面を殴り飛ばし一矢報いるも、力尽きる。もはや天使と悪魔だけの戦いではない、ティキ様なら必ずできると言い残して息を引き取った。ティキの成長を喜ぶかのような、安らかな死に顔だった。ネモの死はフェニックスたちを奮い立たせ、リトルミノスブラックナイトクィーンマジェスティの三位一体を打ち破る。

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