ビックリマン☆モバイル 第19巻 レンタンぴん

bikkurimanmobile19-19
ラピスードに住む火炎放射悪魔。次界一の名コックを目指し、口から放つ魔炎強力バーナーで美味い料理作りに炎を燃やす。「始めトロトロ中ジクジクどらどら裏も忘れずに仕上げ手抜きで満願叶いピッカピカの箱点坊主一人前」(シール裏書)と一息に言いながらグルメランドに出現し、マルコたちの尻を焦がした。
水の枯れたグルメランドでも構わず料理作りに炎を燃やしたため、料理の木が全滅しかけるという事態になっていた。分かっているけど止められない。こげ面公に火を起こすのを止めるよう言われて落ち込んだ。料理の作り方、火にこだわりすぎていたのだ。グルメランドに水が戻ったことで、料理作りには水も大切であることを思い出す。
それでも目標達成への火は絶やさない。目標は次界一の名コック。同じ目標を持つこげ面公とコンビを組み、いずれ二人で次界一のレストランを開くことが夢だった。だが、すでに天下一品の腕前を持った自分と比べ、こげ面公は火の扱いすらもまともにできない未熟者。いつもいつも口を酸っぱくして、料理を焦がさないように言っていたのだが…
名コックの証となるラピジュエルを求めてともに七林城を目指していたのだが、その日、こげ面公がまたまんじゅうを焦がしたことに怒り、コンビを解消してしまう。七林城ではブラックゼウススーパーデビルと行動することになったが、自分の料理をラピジュエル探しの道具にする彼らに嫌気が差し、とうとう逃げ出した。
こげ面公の心はこもっているが、不味いおかゆと焦げた焼き魚を見るに見かね、調理しなおす。魚は昔から遠火の強火。おかゆは水加減ちょうどにとろ火でじっくり。マルコたちのために真心を込めて作りなおしたその料理が「真実の料理」になる。真実の料理ラピジュエルに変化した。
自分の料理がラピジュエルに変化したことに感動する。その料理は、いわばこげ面公との合作だった。料理の心は真心。二人の真心が真実の料理を作り出したのだ。残念なことにブラックゼウススーパーデビルが現れ、念願のラピジュエルを奪い取られてしまう結果にはなったが、こげ面公との仲直りができたわけだ。結果は上々。もっともっと料理が上手になるのだと闘志を燃やす。

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