セントボンインダスト。創聖巡師の一人。異聖メディアに仕える第四の側近(第三創聖巡師の聖梵インカはアニメ不在)。メディ(若き日のメディア)が源層界を追放された古代源層紀から仕え続けている。曼聖羅を拓くのに相応しい地に降り立つメディの周りを、ミロク・ムガルとともに緩やかに回転して見守った。曼聖羅ではミロク・ムガルとともに、メディアの相談役・意見番を務める。
聖魔大戦終結後、メディアを先導してミロク・ムガルとともに次元の旅をしていた。その最中、一行を通り過ぎていった微かな炎。メディアがあれは何かと尋ねると、インダストはおそらく聖魔対戦の折に吹き飛ばされた拠り所のない天使の魂ではないかと説明する。するとメディアは、拠り所のない辛さは私たちがいちばん知っているではないかと、その魂――アリババ神帝の魂を拾い上げ、救ったのだった。
最後の聖宝石、アクアジュエルを手中に収めたメディアは、創聖巡師を交えて祝宴を開く。メディアが氷に閉ざされたアクアマービィのことを言うと、インダストは「次界の都も、もはやこれまでと」とうなずいた。一方でムガルとミロクは曼聖羅の成り立ちが気がかりになり、調査に入る。インダストはいい意味でも悪い意味でも、メディアに対して何の疑問も持たない、最も従順な創聖巡師だ。
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