ビックリマン☆モバイル 第25巻 ワンダーマリア先生_ビックリ村

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天魔界次界創造主。サタンマリアが母・魔胎伝ノア(ノアフォーム)の力を受けてパワーアップした姿。後に天使の心に目覚め、シヴァマリアとなる。ラファエロココ(アンドロココ)と合身し、FuzzyM.R(ファジーマリアロココ)となって聖魔和合を達成。源層界に昇る間際にFuzzyMR.(ファジーミスター)、後のピア・マルコ次界に残した。マルコの母にあたる。
次界への旅の途中、ダークマターの発動した黒宝石(ブラック・ジュエル)の力によって時空を超えて召喚され、記憶を失いビックリ村の住人となる。ビックリ学園マルコたちの担任教師を務めるようになった。清楚な修道女(シスター)姿はシヴァマリアのよう。透き通るような笑顔の、天使よりも天使らしい優しい心を持った先生だ。が、時々悪魔としての本性を剥き出しにして怒る。
体育以外の全ての授業を担当。図画や習字などを教えたり、給食の準備までもこなす。生徒指導にも熱心に取り組む。聖神ナディア像の祀られた「ざんげのお部屋」で、悪いことをした生徒を改心させるのだ。昼休みには生徒と一緒にサッカーをしたりして遊ぶが、午後の授業が開始したチャイムに気付かずに夢中になることもある。
村の平和を守るために戦うヘッドロココの行為を野蛮だと咎めつつも、運命に導かれるように次第に心惹かれあい、いつしか誰もが認める両人になる。ヘッドロココが現れるのは事件が起こる時。ヘッドロココに会いたいと願うのは、事件が起きてほしいと願うも同然。そのことで心痛めたり、時々悪魔の本性を見せてヘッドロココをたじろがせることもある。
体育教師のブラックゼウス先生からいつも言い寄られる(ストーカー行為を受けている)。ブラックゼウス先生ヘッドロココが一緒にいようがお構いなしに獣のように襲いかかってくる(むしろ、ロココを愛する愛らしいマリアを見て欲情する変態だったりする)が、その度に恐ろしい力と技で(しかも無意識のうちに)返り討ち。
何でも願いを叶える「おかわり玉」に願いを聞かれた時は、願いはない、今のままで結構と答えた。それでも願いを聞かれると、もっともっと清らかな心になりたいと求め、おかわり玉をしぼませた。おかわり玉の爆発十秒前には、ヘッドロココの剣に受けた傷を優しく手当し(ヘルプさん印の軟膏を塗った)、爆発三時間前の状態にしぼませる。
修道女以外の格好もする。お絵描き山での写生会には、動きやすいジーンズ姿で登場。新校舎の移動教室が完成した時は、セクシーなスカートスーツ姿を披露した。ドラキュロスとの友情を深めるために企画したボヨヨン湖の課外授業にも、スカートスーツ姿で繰り出す。ドラキュロスからは、自分の恐ろしい正体も知らずによく聖職者ぶっていられると言われるが…
見る者の妄想を増幅して実体化するボヨヨン湖。心を無にしようとして思い浮かべたのは、ドラキュロスの姿だった。何と言われようと、生徒のことを思いやる教師としての想いには一切嘘偽りがないのだ。それが証拠に、ボヨヨン湖の底から黒宝石が浮上した時にも、魔性を喚起されなかった。
ビックリ村での最後の戦い。ヘッドロココキ蹄獣に相乗りしてダークマターの巣窟へ向かい、正々堂々と戦うことを宣誓するが、スポーツと勘違いしていた。これは戦争だと言われ、なおのことヘッドロココを止めようとする。黒宝石が飛び散っても心優しい修道女のままだった。だが、しばらくして歪められた時間と記憶が戻る。ついに悪魔ヘッドとしての記憶と姿を取り戻し、元の時代、天使と悪魔が相争う次界争奪戦に帰還していった。ヘッドロココと決着を付けるために…

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