ビックリマン☆モバイル 第16巻 ヘッドロココ

bikkurimanmobile16-31
聖フェニックスがパワーアップ変貌を遂げた姿。無縁ゾーン魔ゾーンの底無し海溝に落ち行き死を覚悟する中、源層界から放たれた聖神パシーを浴び、今一度次界創造を志した。全身から放射する聖光の圧力によって魚水鬼を消滅させると同時に、魔ゾーンから飛び岩の上に一気に脱出。神々しく七色に輝きながら、「我が名はヘッドロココ」と名乗りを上げた。七助幸七羽毛(こうしちフェザー)を身に着けて最終武装無縁ゾーン魔炎地帯を突破する(直後に元の姿に戻る)。
武器と防具は、聖戦架棒から進化を遂げた「尖聖剣」(せんせいソード)と「聖架楯」(セントクロスシールド)。まるでロケットミサイルのようなフォルムの尖聖剣は、本当に刀身をミサイルのように飛ばして敵を攻撃することができる。聖架楯からは、魔念波を吸収拡散させ消滅させる「聖戦衣乱波」(せいせんいらんぱ)を照射する。聖フェニックス(聖戦衣化)の技「聖半月バリヤー」はバージョンアップし、満月のように完全な球体になった(名前はそのまま)。
サタンマリア(六聖球強奪)を一蹴するほどのパワーアップを果たしたが、自己犠牲の精神を持った深い心優しさは聖フェニックスの頃から少しも変わらない。アリババ神帝ゴーストアリババとして出現した時は、「仲間を倒すより倒されるほうを選びましょう」と剣を収めた。いや、聖フェニックスの時は仕方なくも悪魔を倒すこと、悪魔のない世界を求めたが、長い旅を通じて天使も悪魔も関係なく平和に暮らせる世界にしたいと願うようになっていく。天使になろうとした悪魔・魔落鬼の姿に、真の友情には天使も悪魔もないのだと思うようになった。
デビリン族魔湿地帯に落とされた時は、ワンダーマリアの傷を治した。天使と悪魔はなぜ戦わなければならないのか。疑問は強くなっていく。宿敵ワンダーマリアに対し特別な意識を持ち始めたのもこの頃だ。ヘッドロココはまた、天地球の女神・愛然かぐやにも心惹かれていたが…。ついでに、女性天使からの人気も高い。聖ウォーマン1/3からはベッタベタに言い寄られた。
聖フェニックスからヘッドロココへのパワーアップは戦いの激しさが増していくという兆しだったが、ついにヘッドロココでも苦戦を免れなくなってきた。螺エリアでは魔スターP相手に何度も苦戦を強いられている。今まで先頭に立って進んできたヘッドロココだったが、野聖エルサM聖典の予言に従い、ヤマト神帝に先頭を譲った。
六魔穴の罠では、アリババ神帝とともに聖夢源に飛ばされる。悪六の見せる悪夢によって、スーパーゼウスが金儲けのために次界創造をしようとしていると信じ込まされてしまった。六聖球ソード魔力を「魔光返し」で跳ね返し、ワンダーマリア六魔穴を破ることには成功した。だが、まだまだ精神的に未熟な自分を恥じずにはいられなかった。ヘッドロココが肉体的・精神的ともに次の段階に進む準備が整っていく。
そして次界口スーパーデビル重魔棒が降らせる魔力の雪の中、「こんなところでウーウー言っている場合ではありません」と先を急ぐが…。マリアとの戦いで激しく消耗し、さらに神帝隊が全滅しかけるという窮地に陥る。そんな時ヘッドロココがとった選択は、自分の全理力と引き換えに、神帝隊を救うことだった。ヤマト神帝ヤマト爆神にパワーアップさせると、ヘッドロココは消滅してしまう。
だがこれこそが、ヘッドロココが次のパワーアップを果たす準備期間だった。ヘッドロココの魂はヤマト爆神積星(パイルせい)に宿り、神帝たちの自立と成長を見守りながら復活の時を待った。そして次界第二エリア・智道(ウィズダムベルト)積星スピルーツに分離し、五神帝のパワーアップを促す。その直後、降臨した聖神ナディア愛然かぐやの力を受け、積星に戻ったロココは新たなる姿、アンドロココとして復活する。

・装備
尖聖剣(せんせいソード)
聖架楯(セントクロスシールド)

・技
聖戦衣乱波
聖半月バリヤー
魔光返し

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