ビックリマン☆モバイル 第17巻 ワンダーマリア

bikkurimanmobile17-34
サタンマリア(六聖球強奪)が母・ノアフォームから悪球魔力を受け取り、パワーアップした姿。一度は押し付けのパワーアップを拒否したサタンマリアだが、の身を挺した愛情に涙をこぼさずにはいられなかった。その涙が受け取った悪球にこぼれ落ちると、魔力がほとばしり、サタンマリアは新たな姿へと生まれ変わる。「天使ども、これから私のことをワンダーマリアと呼べ!」
六聖球ソードマリアの力の源であり、最大の武器だ。指輪の小般若リングプロト般若リングに成長を果たし、肥大化してマリアの乗り物に変化できるようになった。両肘両膝の防具・魔戦衣乱理メダルは、天使の聖理力を吸収拡散し消滅させる攻撃アイテムになる。頭部のコウモリ・バットキャッチは生きており、悪魔との交信装置になる。バットキャッチに付いた宝石装飾は魔メレオンブスターといい、これの角度を変化発動することで、マリアの動作を瞬時に変化・加速させる。
マリア得意の超念魔にはさらに磨きがかかった。六聖球ソードから重合渦(悪混鬼超悪魔渦重合の簡易版というべき技)を発生して天使を取り込み、指輪サイズのプロト般若リングから魔力の光を発して魔洗礼を施すことができる。六聖球の力を利用したマリアパワーデビルホールは、天聖界の六聖源に繋がる六魔穴の罠を作り出す。悪霊空間という特殊空間を作ることもできる。炎を操る魔炎火(まえんび)は、威力を高めればエリアごと焼き尽くすほどのマリアパワー巨大魔炎火と化す。
力を得たことで、スーパーデビルを抑えて天魔界のトップに立とうと考えはじめる。野望こそ己が生の証。平和な世界など生きる者を堕落させるだけ。平和好きな天使など皆殺してやるといわんばかりに好戦的で、聖神の怒りをも恐れず突き進むほどの大胆不敵さ。だが、時には天使を倒すのではなく、支配下に置くというやり方を好みもする。ゴーストアリババダークヘラがいい例だ。この点がスーパーデビルとの決定的な違いだろう。
同じ次界創造主として宿敵のヘッドロココに対しては、母ノアを傷つけられた怒りから、さらに敵意を燃やすようになった。だが、デビリン族ヘッドロココともども魔湿地帯に落とされ負傷した際、ヘッドロココに治療してもらったあたりから別の感情を芽生えさせる。愛然かぐやと見つめ合うロココを木の陰から見守るマリアは、恋に悩む女性そのものだった。魔スターP復活させたり、六魔穴の罠を仕掛けたりと、依然ロココへの攻撃は続くが…それ以降も何度か女性らしいというか、お茶目な一面を覗かせたことがある。
五番目の魔穴聖光源では、金喰鬼に美人といわれてドキッとしたり、金銀宝石で装飾した自分の姿を鏡で見てうっとりしたりした。楽しいラビリンスを仕掛け神帝たちを誘い込んだ魔幻迷宮では、女にしか思いつかない作戦を立て、神伝レーラを使いヤマト爆神を篭絡しようとした。同じく魔幻迷宮では、サルカニ合戦に手を出したためかえって神帝たちを助けることになったり、魔ダックに絡み酒したり…最後は時限魔キノコ爆弾魔幻迷宮ごと神帝たちを爆破しようとして、自分も巻き込まれた。
ダークヘラを使い次動ネブラの悪魔エネルギーを高める塔・魔幻型(まげんモデル)を造り上げたが、完成直前という時に自らの判断ミスでヤマト爆神魔幻型を破壊されてしまう。洗脳が解けたヘラを再度洗脳するか、倒すか、ためらったためだ。その事件は「天使に情けをかけちゃダメなのよ事件」としてスーパーデビルに裁かれ、永久禁固の刑を言い渡される。
これまで幾度となくデビルマリアの対立は続いてきたが、どうにか穏便に済んできた。しかし、ついに悪魔同士の血で血を洗う戦いに発展する。マリアは牢を破り、魔スターP魔魂プタゴラトンとはぐれ悪魔ヘッド軍団を結成。魔館(まやかた)シップ次界進攻するスーパーデビルに攻撃を仕掛けた。
マリア六聖球ソードデビルの胸を貫くと、六聖球が四方八方に飛び散る。力を失ったマリア天蓋瀑布大洪水に巻き込まれるが、アンドロココに救われた。野望燃え尽きたマリアは死を望むが、ロココに平和な世界をつくるにはマリアの力が必要だといわれ、聖心が芽生える。マリアは天使のように穏やかな表情になり、肌も白くなった。
アニメ最終回では少々唐突な改心になってしまったが、新ビックリマンで描かれた過去世界ではマリアのその後の心理が補足されている。懸賞ビデオ「ロココ&マリア奇跡(ミラクル)」では、アンドロココから愛の告白を受け、キスシーンを演じるワンダーマリアの姿が見られる。

・装備
六聖球ソード
プロト般若リング
魔戦衣乱理メダル
バットキャッチ
魔メレオンブスター

・技
超念魔
重合渦
魔洗礼
マリアパワーデビルホール
悪霊空間
魔炎火(まえんび)
マリアパワー巨大魔炎火

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